2008年01月24日

縫合糸反応性肉芽腫 経過

この記事は治療メモです。

加筆、訂正する場合があります。


1/1 体内で縫合したであろう箇所がうっすらと赤く腫れる。
体温が少し高いよう。
抱いていると、ずっと寝ていた。
ただ、自宅ではなく実家に帰省中ではしゃいでいたため、疲れていたのか
体調が悪かったのか、不明。

■糸について
ネロの去勢手術では絹糸で患部を縫ってそのまま体内に残しています。
除去手術時には左右のタマ○マたあった部分の絹糸を核とした肉芽腫を摘出しました。
が、その肉芽腫を病理検査へ出したところ左側からしか糸が発見されませんでした。

しかも、去勢手術時に何針縫って、
除去手術時に何針分摘出できたかは不明です。
去勢手術時にはタマ○マ1箇所につき2-3針×2箇所、
ちんぽっぽーに2-3針なので
計6-9針縫っていることになります。
ちんぽっぽー部分からは手術中の麻酔の影響で不整脈が出たため取りきることができませんでした。

除去手術時には肉芽腫を取った部分はマキソンという体内で半年ほどかけて溶ける糸を使用しました。
今回の炎症は残っていた絹糸に対するものなのか、
このマキソンという糸に対しておきた反応なのか不明です。

ステロイドを服用して症状は治まりましたが
1/21にまた腫れてきました。


■しこり
糸の炎症以外にも同時期に
糸があるところ以外にもぷよぷよしたしこりが2箇所見られました。
おへその斜め下、ちんぽっぽーの横くらい。
これもステロイドで消えてしまいました。
糸の炎症を引き金におこっているのでは...?
と不安になりましたが先生は偶然脂肪の塊が出来たのでは?とのこと。

次回出たときは病理解剖してほしいとお願いしましたが
やわらかいしこりなので切除するのは難しい、
また、注射器などで採取するのも、
針を通る大きさのものしか採取できないので
細胞が壊れたりして正確に検査するのは難しいようです。


■ステロイドへの反応
炎症を抑えるために3つの薬を与えていました。
ステロイド・・・炎症を抑えます
強肝剤・・・ステロイドの長期投与により肝臓に負担がかからないように事前予防
抗生剤・・・感染を防ぐ

1/5,6,7,8
一日1回朝に投与。
3日目(1/7)に帰宅すると嘔吐していました。
フードの粒が形を残していたので消化する前、多分午前中に吐いたと思われます。
ステロイドの副作用...?

1/11,14,16
1/16薬を投与してから30分後にネロの体が震えているのに気づきました。
いつもは薬をあげてから出社してしまうので、気づきませんでした。
この日はJが休みだったので気づいたけど、もしかして薬の副作用?
急いで病院へ電話すると、飲み合わせの悪い薬ではないので気温のせいでは?とのこと。
30分ほどすると震えが止まる。
寒いときの震えより大きく震えていたようだけど...

夕方通常の診察時間内で診て貰うことに。
一人の先生は「気温のせいでは?」とのこと。
もう一人の先生は「ステロイドに弱い子は震えることもあります。」と。
薬を飲ませたまま副作用に気づかず出社していたかと思うとぞっとしました。


■不整脈
前回の除去手術時に麻酔により不整脈がでました。
麻酔による死亡の危険がネロにはあります。
再び除去手術を行うより、ステロイドか免疫抑制剤での治療
をすることになりました。
不整脈については定期的に心電図の検査を受けます。


■縫合糸反応性肉芽腫で死亡することがあるのか?
先生に伺ったところ答えは「No。この病気で死ぬことはない。」とのこと。
ただ実際になくなったワンちゃんがいることをお伝えしましたが
この病気を患っている子は免疫異常を起こしているので
他の異物(例えば硬い物や尖ったものなど誤飲などで)腸を傷つけた場合
そのささった異物と傷を修復しようと肉芽腫のような塊ができて
内臓を圧迫したりして死に至る可能性があるとのこt。
また、去勢手術時に内臓を一緒に縫合した場合にまれに死に至ることもあるだろう。
との見解でした。


■アレルギー検査
免疫異常を起こしやすい体質なので異物(アレルゲン)に対して
過剰に反応してしまうことを防げればと思います。
また何かにアレルギー反応を起こしたときにステロイドを使いたくないので
事前予防としてアレルギーの検査を受けることにしました。
次回の通院で検査予定です。


■エコー検査
体内で肉芽腫が出来ているか、また脂肪の塊が出来ていないか
MRIやCT、エコーで検査できないか聞いてみました。
MRIやCTでは肉芽腫等の発見には不向きなこと、小さくて見つけにくいこと
また麻酔をかけられないネロには無理な検査なようです。
iVEAT先端技術研究所付属画像診断センターの先生にエコー検査していただきました。
【画像所見】
そけい部では、左側に焼く1cm低エコー性の結節様構造があります。
その内部に小さな高エコー性の物質が一つ見えます。
右側にはこのような構造が見られません。
腹腔内には塊状物や結節を示す像は見られません。
【コメント】
結節様構造が肉芽腫かどうかの鑑別はできません。
摘出され、組織学的検査をされる必要があります。
明らかな絹糸の像は見られません。
液体貯留もないので、現時点では問題ないと考えます。
との診断。

■エコー検査で他の病気の疑いが
エコーで肉芽腫の検査をしてもらいましたが
それ以外にももっと詳しい検査が必要な場所が見つかりました。
・肝臓が小さい→小肝症
・左右の副腎の幅が3mm以下(通常は3.7mm以上)
 →副腎皮質機能低下症(アジソン病)の可能性
 血液検査が必要です。

■尿検査
久々に尿検査をすると、ネロからストルバイト(結石)が出ました。
ストルバイトが形成されにくいフードを与えていましたが
それでも出来てしまったのでphコントロールされているものへ変更を検討していますが
アレルギーの検査結果をみてからになります。


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